一時休戦 [治療]
こんにちは
小春院長です
クリーンカーテンが
ちょっと微妙なところでとまってしまいました
ゴーやさんの元気が足りません
プランターが小さかったんでしょう (;´∀`)
今日はネコの「ミカン ちゃん」
です
オーナー様のおうちの末娘として
昨年お迎えされました。
お迎えされての健康診断の検査で
ネコ白血病ウィルスに感染していることがわかりました。
お迎えにあたり、先住ネコさんたちに
感染してはいけない
ということで
しばらくの間は『自宅内隔離』
していたのですが
元気盛りのミカンちゃんを
何とか家の中で自由にさせてあげたいと
他の先住ネコさんたちにネコ白血病予防もできる
5種類混合ワクチンを接種して
晴れて自由のみになったのです
しかし、相手は白血病ウィルス
なかなか甘くはありませんでした
白血病こそ発症した訳ではないのですが
『リンパ腫』
になってしまったんです。
ミカンちゃんのリンパ腫は
胸に水の貯まってしまう
『前縦隔型リンパ腫』
というもので、
白血病ウィルス保有のネコちゃんでは
最も多い形です。
ミカンちゃんはウィルスキャリアーであることもあり
抗癌剤によって得られるであろう
『完解期』
は普通の子達よりも短いと考えられましたが
オーナー様のご決断により
抗癌剤治療に入ることに成りました
ミカンちゃんの抗癌剤に対する反応はよく
抗癌剤2週目には全胸部の影は
レントゲンに映らなくなりました
その後も抗癌剤の副作用も
それほど強くは出なかったため
予定通りの抗癌剤治療を進めることができました
先日、最終の抗癌剤を摂取して
これで暫くの間は嫌いな病院に来なくてもいい
自由の身です
今のいい状態がどれだけ続くことができるのかは
わかりませんが
なるべく長く続いてくれると
いいなぁと
願うばかりですね
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